先輩社員の声をお届けします!
2021年入社
私は製造第二部 工作課の溶接チームに所属しており、溶接作業やその他の主な仕事を紹介します。
まず溶接は、様々な方法があり、森尾電機では主にTig溶接、半自動溶接、スポット溶接、ガス溶接、スタット溶接の5種類があります。以上の5種類を使い分けながら鉄道車両用、自動車用、船舶用機器などの溶接を行っています。
次に歪み取りです。板金は熱をかけると歪む為、その歪みを直す作業が必要になります。溶接した箇所をハンマーで叩き、板金の形を整えていきます。初めて作業を行った時は用途が分からず、大変でしたが、今では正確に作業を行うことができます。交通インフラに関わる当社の製品は特に高い品質を保つ必要があり、大切な作業です。
最後にサンダーがけです。仕上げに溶接した後は、より性能を高めるために溶接跡をサンダーで削り取り、平らにする必要があります。サンダーがけは、品質に直結する重要な作業なので細心の注意を払いながら整えていきます。
作業は手作業で行うことが多く、常に技術力の向上が必要ですが、日常生活で見かける交通インフラの製品に携わっていることはとてもやりがいを感じます。
学生時代にどこに就職するか迷っていたら、就職担当の先生に森尾電機を勧めてもらいました。その当時は森尾電機がどんな事業をやっているかまだ何も知らなかったので、調べてみると鉄道車両用、自動車用、船舶用電気機器などの日本の交通インフラを支える会社であることを知りました。
工場見学の際は、社員の方々が製品1つ1つを丁寧に手作業で手掛けていたことに驚きました。元々ものづくりに携わる企業に就職したいと思っており、工場見学を機に入社を決めました。
新入社員の時は慣れない環境下で、仕事を覚える事で精一杯でしたが、良い上司や先輩方に恵まれ、今では伸び伸びと仕事に取り組むことが出来るようになりました。
私は入社後、製造第一部に所属していましたが、2年ほど前に製造第二部 工作課 溶接チームに異動しました。
異動してすぐの頃は、不慣れな環境と初めての溶接でもあったのでとても緊張していましたが、今では溶接チームにも慣れ、先輩方の教えのおかげで一人でも仕事を行えるようになりました。ですがここで慢心はせず、これまで通り緊張感を持ち、分からないことがあれば先輩方を頼り、更なる品質向上に向けて、自分の技術に磨きをかけていきたいと思います。
また、今後は教える立場になっていくので、先輩方に教えていただいたことや自分の培ってきた知識・技術をこれからの後輩になる社員に継承していきたいと思います。
そうしていくことで、これから先の森尾電機の発展に繋がると思います。