新入社員の「声」

先輩社員の声をお届けします!

  • 大阪営業所/長江 弘樹
  • 技術第一部 技術課/鈴木 智也
  • 製造第一部 組立第一課/鈴木 雄司
  • 製造第一部 組立第二課/Y.O
  • 製造第二部 工作課/谷野 航介
  • 製造第二部 工作課/大崎 真哉
  • Morio USA/吉岡 広志

Y.O

製造第一部 組立第二課

2022年入社

仕事内容

 私は製造第一部 組立第二課 制御盤チームに所属しています。このチームでは、主に鉄道車両用の制御盤の組み立てを行っています。制御盤と言われても想像が難しいかもしれませんが、電車内にある設備を制御・コントロールするための電気機器が入った箱です。普段は、床下に設置されているため乗車しているだけでは、目に触れる機会は少ないですが、車両の運行において重要な役割を担っています。
 制御盤の組み立て方法は製品によって様々ですが、基本的には資料の準備と傷の確認後、基板にスイッチやブレーカーなどの部品を組み付けるところから始まります。この作業では、図面やチェックシートで使う部品が合っているかよく確認します。見た目が同じでも製番が違うものが多くあるからです。
 次に配線を行います。電車内の限られたスペースに取り付けられる製品なので配線ができる範囲も限られています。そのため最小限の範囲で、尚且つ機器や板金に触れないよう細心の注意を払いながら、結束バンドで綺麗にまとめていきます。
 配線が終わると電線の先を端子で圧着し部品に固定します。部品によっては半田付けを用いて固定するものもあります。
 最後にブザー確認をして問題が無ければ完成となります。
 製品が大きくなるにつれて苦戦することも増えますが、完成できた時はとても達成感のある仕事だと思います。

入社の決め手

 私は幼少期から手先が器用で、ものづくりが好きだったので、この長所を活かせる会社に就職したいと考えていました。
 ですが、なかなか入社したい会社が決まらず高校の先生に相談したことで、森尾電機を知りました。
 この時の私は、森尾電機がどのような製品を作っているのかあまり知りませんでしたが、調べているうちに森尾電機で作られている製品は地域社会に不可欠であり、多くの人の生活を支える重要な役割を果たしていると感じ、興味を持ちました。
 工場見学に行くと、案内をしてくれた方がとても優しく、私の質問にも笑顔でフレンドリーに答えてくれました。工場では一つの製品に対して一人一人が丁寧に手作業で組み立て作業を行っており、自分の長所をこの仕事なら活かすことができると思ったことが入社の決め手でした。
 また、入社当時から、この会社は温かい雰囲気を持っていると感じます。新入社員のときは右も左もわからないことだらけで不安を抱えていましたが、先輩方が質問に対して丁寧に教えていただき、いつでもアドバイスや助けを得られる環境だったので集中して仕事に向き合うことができています。人見知りな私でも緊張せず話すことができます。
 この職場環境のおかげで日々の作業の中で成長を感じることができ、楽しく仕事ができています。

今後の目標

 製品の知識や組み立てるための技術をたくさん身に付け、活かしていくことです。今はまだ、一人で作れる製品は限られていますが、仕事をしていく中で基礎的な組み立て技術を磨き、より複雑な製品の製作にも挑戦していきたいと考えています。
 また、今所属しているチーム以外で作られる製品にも機会があれば挑戦していきたいです。数ヶ月ほど、船舶用機器の製作に携わりましたが、制御盤とは使う部品や製作方法が異なっていて制御盤以外の製品の製作にも興味を持ちました。
 これからも製品を作る上で覚えてきた知識や経験を活かし、信頼される作業者になれるよう努めていき、後輩ができたときは、私が先輩から教わってきたように後輩の育成に取り組みたいと思います。

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