先輩社員の声をお届けします!
2021年入社
私が所属している大阪営業所は西日本から四国・九州・沖縄までが営業範囲となっており、事業内容である鉄道用・自動車用・船舶用の各種電気機器のお客様を分けて業務にあたっています。その中で私は車両メーカー様を担当しています。
新型車両を製作する案件があればお客様から「こういった仕様の製品を見積もってほしい」という見積依頼があるため、技術部門に情報を展開し、設計検討を依頼します。
技術部門で検討してもらった製品がお客様の要望に合っているか確認し見積書を提出します。お客様が仕様と見積価格を吟味し要望と合っていれば発注が決まります。その後、詳細設計検討を経て図面が完成し、製品の組立、検査を経てお客様のところに製品が届きます。
その他の業務では車両メーカー様に納品後、仕様変更等があった際はお客様の工場内で作業をすることもあり、作業者と同行することも重要な役割です。迅速に社内関係部門に展開し、人員派遣等の調整・対応することが重要になってきます。
入社後に配属された倉庫配膳課、営業第一部、購買課の経験・知識を活かしながら、工場とのコミュニケーションを大切にしお客様の要望に応えられるよう日々精進していきたいです。
私がこの会社に入社した動機は日本の主要産業である製造業に携わりたいと考えている中で自分の好きな鉄道に関わる鉄道車両用電気機器を主要な製品としている森尾電機を見つけました。
実際に入社してみると北海道から九州まで様々な鉄道事業者様、車両メーカー様との取引があることに驚きました。それだけ森尾電機の製品が搭載されているのはとても感慨深く、通勤や旅行などで鉄道を利用するときに自社の製品が搭載されていることを思うととても誇らしく感じます。床下の機器は中々見る機会がなく、自社の製品を見つけることはできませんが、運転台周りの機器は車内からでも確認することができるため地方に行った際は自社の製品がないかついつい探してしまいます。
また、鉄道向けの製品だけでなく自動車、船舶向けの製品を取り扱っていることは事業の多角化、安定性を図る観点から見ても非常に重要なことだと思います。ある分野の需要が落ちたとしてもその他の分野でカバーできるのはひとつの分野に絞らずに事業を進めているからだと思います。
安全・安心・快適な運行をサポートする各種電気機器を供給している鉄道用製品、工事の案内や交通情報表示等によりドライバーに安全・確実な情報を発信する自動車用製品、安全・確実な運航をサポートする各種電気機器を供給する船舶用製品を通して社会に貢献する会社の一員としてこれからも業務に従事していきたいと思います。
営業として文章力、コミュニケーション能力をもっと磨かなければいけないと感じています。営業はお客様・社内関係者に簡潔に伝えることが重要な業務です。メールで簡潔に伝えることは相手とのやり取りを最小限に抑える意味でも重要だと思います。何度もやり取りすると少しずつ論点からずれてしまい話をまとめることができなくなり自分だけでなく相手も困ってしまうことになります。そのためメールでは簡潔に伝えることが重要となります。
また、文章に不足があると相手に誤解を与えてしまったり勘違いさせてしまったりしてしまいます。購買課に所属していた時に価格交渉をする際に電話をせずメールのみで済ませてしまい、価格交渉が決裂してしまった経験があります。価格交渉は取引先の利益に直結することであるという認識が薄くメールで済ませてしまいました。メールだけでなく電話で会話をしていればより具体的に交渉ができたと思います。
営業は社内の様々な部署と連絡する機会がありひとつの部署に連絡するだけでなく様々な部署に対しても一緒に連絡することがあるため関係者に誤解を与えないように簡潔な内容で伝えることを心がけたいと思います。